メルカリ等フリマの匿名発送を利用した場合、アプリ上や発送伝票の控えには購入者(荷物の受取人)の住所は表示されません。
住所が表示されないことにより、遠方や遅延発生地なのかどうか出した後は把握しずらい状況になり、出した方から
配達業者に遅延の苦情が寄せられたり、購入者から「まだ届かないのか」などの連絡が来ることがあります。
2021年の1月には大雪により遅れない地域に出そうとした方からも苦情が発生していました。
この内容は2021年5月現在の仕様に基づいていますので、今後方法等が変更される可能性もあります。
メルカリ等フリマの匿名配送で受取人の「住所地域」が出品者:販売者(荷送人・差出人)にわかる形で表示されているのは
コンビニ窓口または配達業者で発行される荷物の貼付用伝票部分のみになります。その貼付用伝票には購入者の
「住所地域」がわかる「5桁の郵便番号+都道府県名」または「7桁の郵便番号」が表示されており、荷物を出す人には
その情報を確認していただき、荷物に貼り付けたりサイト連携袋に入れていただくことになります。
郵便番号の5桁又は7桁が開示されていると言うことは、その郵便番号の利用範囲は日本郵便が設定し
自由に使われている公開情報です。よってその情報で検索することにより、5桁では配達郵便局情報、
7桁では町域情報まではたどり着けます。
特に遠方は、通常期でも輸送に時間がかかります。
台風・大雨・大雪・地震による災害がある地方は輸送に普段より時間がかかります。
輸送に時間がかかりそうな場合は、相手にはメッセージをしておくことがよいかもしれません。
2020年にはコロナの影響により勤務員が感染した地域の配達は行われなくなる事態が発生しました。
冬の時期には大雪により荷物が送れなくなる地域が発生しますが、宛先を見ずに出すメルカリの利用者が多く
運送会社が運ばなかったり、大雪の地域には輸送しないことから到着が大幅に遅延します。
メルカリ便が返送された場合、再度出すことは出来ませんので他の方法で購入者に送る手間もかかります。
※匿名配送の匿名の部分※
匿名配送とは発送する側と受け取る側(出品者と購入者)の双方の住所名前を開示しないで荷物の発送と配達が
できる仕組みを運送会社と運営会社が連携して構築しています。双方に秘密にされるのは「住所」と「名前」と「電話番号」
であり、追跡データや貼付伝票で明確になる「配達営業所」「都道府県」「住所地域の5桁又は7桁の郵便番号」
は各サイトで事前に利用者から了承を得て運送会社に開示されている情報です。
郵便局発行伝票
コンビニ発行伝票
2022年改変
コンビニファミリーマートで発行する場合の帳票がファミポートからコピー機のマルチ機能利用になりました。
このため「Mコピーサービス申し込み券(代済)」という用紙に受取人の郵便番号が表示されるようになりました。
申し込み過程でのコピー機の液晶には 匿名配送情報は表示されません |
受取人の郵便番号が 表示される帳票 |
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