郵便事業会社による基準を満たし申請された雑誌などの定期刊行物が承認を受けた場合に、安い料金で発送することが
可能な方法です。発送方法は開封としてあり、外部から容易に確認できる方法とする必要があります。
よって、内容品に「第三種郵便物承認」等と記載してある定期刊行物を送る場合、外部から記載してあることが
わかるように梱包しているのなら個人が1通から送ることが可能です。
料金は個人用の「50g以内60円(さらに50gごとに+8円、上限1kg以内)」になります。
ゆうメールより安いほか、ヤマト運輸メール便が廃止されたため利用される場合が増えています。
承認を受けた表示のない雑誌は第三種郵便物での発送は出来ません(2004年以降の集英社など)。
表示があっても重量が1kgを超える場合(ファッション雑誌)は発送は出来ません。
複数冊全てが第三種郵便物承認の表示のある定期刊行物は1梱包で発送できます。
具体的な送り方について(100通以下の方法)
1.送りたい定期刊行物に「第三種郵便物認可」「第三種郵便物承認」等と書いているかを確認する。
2.重量が1kgまでであることを確認する。
3.最大サイズ(3辺合計90cm、最大長60cm)内、外部から「第三種郵便物認可」等が読める開封梱包にする。
4−1.窓口で計量してもらい発送する。
4−2.料金わかるのなら切手貼付し、第三種郵便物の表面表示をして街の差出箱投函も可能。
(外部から「第三種郵便物認可」等が読める状態にしていないのなら料金不足と判断されます)
「第三種郵便物認可」等の表示を確認します
新聞なら上部にあります
雑誌なら表紙の上部にあります
裏表紙にもあります
雑誌の表紙にある「第三種郵便物認可」表示
雑誌の裏表紙にある「第三種郵便物認可」表示
雑誌の表紙にある「第三種郵便物承認」表示
開封梱包して見える状態にします
透明封筒や帯封や切り抜きを使います
切り抜きから見える「第三種郵便物認可」表示
念のため公式見解引用
. ※ 開封とは、封筒の納入口又はこれに相当する部分の全部又は大部分を開いてあるもの
で、郵便物の種別の認定が容易にできる状態となっているものです。
「大部分を開いてあるもの」とは、少なくとも納入口等の半分以上を開いたものである
必要がありますが、半分以上を開いてあってもその部分から郵便物の種別の認定が容易
にできないものについては、開封としたものとはいえません。
第三種郵便物の料金表(個人発送用)郵便料金は改正される場合があります
50gまで 63円
100gまで 71円
150gまで 79円
200gまで 87円
250gまで 95円
300gまで 103円
350gまで 111円
400gまで 119円
450gまで 127円
500gまで 135円
550gまで 143円
600gまで 151円
650gまで 159円
700gまで 167円
750gまで 175円
800gまで 183円
850gまで 191円
900gまで 199円
950gまで 207円
1000gまで 215円
1001g以上は不可