交代制勤務・郵便内務の勤務指定(新夜勤と深夜勤10時間)





 郵便局のうち深夜も24時間態勢で業務を行っている物流部門では交代制で24時間体制で勤務をしています。
朝から夜の配達や昼前からの取り集め内務作業担当では深夜帯以外での勤務のみになります。


主な勤務パターン
24時間業務のある部署
泊まり勤務+朝から勤務+昼から勤務
午前中に業務がない部署は「泊まり勤務+昼から勤務」になる

深夜に業務のない部署
朝から勤務+昼から勤務

深夜と朝に業務のない部署
昼から勤務

昼間だけの業務または補助的業務の部署
朝から勤務


勤務時間は正社員であれば内務なら1日実働8時間または10時間勤務(及び新夜勤の6時間)、
外務であれば1日実働8時間(または実働6〜10時間の組み合わせ)での指定がされます。
状況及び組み合わせによりこのパターン以外の場合もあるようです。


交代制勤務では勤務開始時間と勤務時間数により符号が割り当てられ
どの勤務で仕事をするかは4週間ごとの勤務指定により指示されます。

関連
4日連続の「深夜勤」

勤務指定

主な符号の簡単解説
あいまいさ回避のための説明ですのでその時間帯に1つしか勤務がないのなら
「日勤」の名称のみであり、複数の勤務開始時間がある場合は「日1」「日2」などと設定されます
勤務開始時間は、各郵便局の各部署で設定されていますので開始時間は全国共通ではありません。

契約社員等は正社員とは別に符号が設定されており、1日の勤務時間数は2〜7時間の場合もあります。
勤務符号に対する勤務開始時間及び休憩・休息の設定は各郵便局の各部署で設定されており
一覧は「服務線表」として掲示されています。改正は随時、承認後に行われます。

勤務日の正社員符号の一例

早番−早朝から勤務開始し、8時間勤務する
調早−早朝から勤務開始し、10時間勤務する
調早1−早朝から勤務開始し、10時間勤務する
調早2−早朝から勤務開始し、10時間勤務する
早1−早朝から勤務開始し、8時間勤務する
早2−早朝から勤務開始し、8時間勤務する
早3−早朝から勤務開始し、8時間勤務する
早4−早朝から勤務開始し、8時間勤務する
早5−早朝から勤務開始し、8時間勤務する


日勤−朝から勤務開始し、8時間勤務する
調日−朝から勤務開始し、10時間勤務する
調日1−朝から勤務開始し、10時間勤務する
調日2−朝から勤務開始し、10時間勤務する
日1−朝から勤務開始し、8時間勤務する
日2−朝から勤務開始し、8時間勤務する
日3−朝から勤務開始し、8時間勤務する
日4−朝から勤務開始し、8時間勤務する
日5−朝から勤務開始し、8時間勤務する


中勤−朝以降から勤務開始し、8時間勤務する
調中−朝以降から勤務開始し、10時間勤務する
調中1−朝以降から勤務開始し、10時間勤務する
調中2−朝以降から勤務開始し、10時間勤務する
中1−朝以降から勤務開始し、8時間勤務する
中2−朝以降から勤務開始し、8時間勤務する
中3−朝以降から勤務開始し、8時間勤務する
中4−朝以降から勤務開始し、8時間勤務する
中5−朝以降から勤務開始し、8時間勤務する


夜勤−昼前後から勤務開始し、8時間勤務する
調夜−昼前後から勤務開始し、10時間勤務する
調夜1−昼前後から勤務開始し、10時間勤務する
調夜2−昼前後から勤務開始し、10時間勤務する
夜1−昼前後から勤務開始し、8時間勤務する
夜2−昼前後から勤務開始し、8時間勤務する
夜3−昼前後から勤務開始し、8時間勤務する
夜4−昼前後から勤務開始し、8時間勤務する
夜5−昼前後から勤務開始し、8時間勤務する


10深1−深夜勤として夜から朝までの勤務(概ね10時間)
10深2−深夜勤として夜から朝までの勤務(概ね10時間)
10深A−深夜勤として夜から朝までの勤務(概ね10時間)
10深B−深夜勤として夜から朝までの勤務(概ね10時間)
調深1−深夜勤として夜から朝までの勤務(概ね10時間)
調深2−深夜勤として夜から朝までの勤務(概ね10時間)
「B−−6」−新夜勤として夕方から朝までの勤務(概ね14時間)
「6−−A」−新夜勤として夕方から朝までの勤務(概ね14時間)


休みの日
週(週休日)−1週間に1日または4週に4日の勤務がない日
非(非番日)−勤務時間の割り当てがない日
祝日−祝日のため勤務がない日
特休−特別休暇のため勤務がない日
祝代(祝日代休)−祝日に勤務した場合に変わりの休みを申請したため勤務がない日
代休−祝日が非番だったため、他に休みの日を指定され勤務がない日
年休−年次有給休暇を申請し勤務がない日
計年−計画年休により計画的な年休取得したため勤務がない日
夏期−夏期休暇を申請し勤務がない日
冬季−冬季休暇を申請し勤務がない日
解放非番−深勤務の朝まで勤務した日(4回で2日分)


勤務パターンの解説(紹介と意見)

・計年+計年+非番+週休+非番+計年+週休
長期休暇
計画年休と依頼による週休非番をくっつけて指定してもらい、7連休にした事例
田舎に帰ったり、海外旅行したりする人は長期休暇を取ります


・10深+10深

深夜勤の2連続。1日目の夜から勤務し2日目の朝に帰り、その2日目の夜から再度深勤務
郵便局により最大4日連続で指定されれる。


・調夜+調夜+調夜+B−−6
3連続調整夜勤
昼の10時間勤務(拘束11時間)の3連続。どこでも普通にある疲れる連続調整勤務
4日連続の調整勤務だと疲労が取れない
その次の「B−−6」は夕方から勤務開始して次の日の朝までの2日で14時間勤務。
1日の勤務時間は8時間設定のためB−6が1回あると昼の調整勤務が1回設定される。


・夏期+祝代、の後に「B-6・10深1」
B-6の次に10深
休みの取得後に2連続勤務。「B-6」「10深1」のパターンは1日目の夕方から2日目の朝までの
14時間勤務(2日相当)をし、朝に帰宅した後、夜22時前後から次の日の朝までの10時間勤務をする。
3日間で24時間働くことで勤務指定表の3日目は「解放(非番)」となる

・昼の勤務5日連続
昼の勤務5日連続
泊まり勤務がない昼間だけの勤務の5日連続
交代制勤務のできる人で昼だけ勤務が5日連続するのは珍しいパターンです。


・10深+10深+解放+10深+10深+非番
深深+深深
6日間で深夜10時間勤務4日と非番1日
「解放」「非番」とも、朝まで勤務しているので自宅に着いてからも自由ではないです
自宅にいる時間はほぼ寝ているパターンです。


・夜3+調早
夜勤の次の日が調整早番
夜勤の次の日が調整早番
午後10時に勤務先から出たら、次の日の午前7時には出勤するパターンです。
通勤時間が長い人には無理です


・B−−6+特休

大晦日の夕方から勤務開始して元旦の初日の出を勤務先から見ます
1月2日と3日も祝日同様の「特休(勤務しないのなら特別休暇)」の適用日です。
2日と3日に「週休」と「非番」が付くのは、国民の祝日の日とは違い何もないので損です。


・10深+10深+10深+解放+廃休
深の連続からの廃休
10深の3連続、そして週休日勤務の既定廃休
多忙時には仕方のない要員繰り出しパターンです。





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