ネット銀行ではゆうちょ銀行やメガバンクのやらない金利の良い商品や特色のある金融商品が多く出ています。
当方が試したのは以下の2つです。
・懸賞金付き定期預金(城南信用金庫)
・為替特約定期年利1%超(楽天銀行)
ここ最近ネットなどで話題なのは超短期なかわりに高金利な「1週間定期貯金(超短期定期)」です。その名の通り
1週間(7日)で満期になる定期です。短期なかわりに高金利で興味を集め利用者から預金を集めています。
主な超短期1週間定期預金(金利は2014年06月)
・スターワン1週間円預金(東京スター銀行):0.3%
・2週間満期預金(新生銀行):0.15%
・なのかちゃん(SBJ銀行):0.25%
この場に2014年6月に、楽天銀行が1週間0.5%、2週間0.3%で新規参入してきました。
定期預金には預け方により税金を取られない方法があります。まとめて預けると税金を取られますが、細かく預けることにより
税金を取られない額の利子になり結果的に利子にかかる税金が0または低くなります。その方法の解説です。
形式的には脱税となり、この方法は脱税指南になるかもしれません。活用は自由です。
対策がどのような形かは将来的には実施されるかもしれません。
後述していますが過去にあった「郵便局の期間1か月の1000円定期で実質年利1.2%(税引き後)」のように
知れ渡れば対策はされると思いますので本気ならお早めに。
○1週間定期預金の実質的利率は
1週間定期預金の実質的利率は、もらえる金利から税額を引きます。現在の税額は国税15.315%、地方税5%で
合計20.315%です。これを0.5%から引くと、0.5%×(1-0.20315)となり、0.398%が公称な税引き後利率です。
実際の税額計算は以下のルールになっています。
楽天1週間定期預金の最低額:100,000円
預金利率(年):0.5%
1年間の日数:365
1週間の日数:7
国税:15.315%
地方税:5%
よって
利息の計算式:預金額÷365×7×0.5% <計算結果の1円未満を切り捨てる>
国税の計算式:利息×15.315% <計算結果の1円未満を切り捨てる>
地方税の計算式:利息×5% <計算結果の1円未満を切り捨てる>
税引き後のもらえる利息は、(利息の計算式)−(国税の計算式)−(地方税の計算式)となります
こういう計算式はエクセルが簡単ですね。
●税金を引いた後の利息額で比較する
上記の計算式を考慮して利用者が一番得をするのは、単純に考えて利息が多く、税金が低くなる場合で
その場合の割合が一番低い金額となります。
長期預け入れと違い、利息額が低いので税金の1円が最重要ポイントです。
計算してみますと、最強なのは税額が1円もかからない6円までですが、その次は税額が1円になる13円でした。
よって、予定税率20.315%のところを上記表により7.69%で済む利子が13円の場合が税を支払う場合は一番得です
0.5%の場合、利息が13円になるのは135,572円とするのが最初なのでこの金額が一番お得になり
税引き後の換算利率は0.461%となりました。