「国際交換局から発送」「通関手続中」「通関保留中」「税関から名宛人に照会中」と出た

　国際郵便物の番号を追跡サイトに入れるとデータが出ます。
「国際交換局から発送」「通関保留中」「通関手続中」「税関から名宛人に照会中」と出たらどうしたらいいのかの簡単解説です

まずは、発送された荷物郵便物等の追跡番号を国際郵便の検索方法にて検索します。

○「国際交換局から発送」
・発送した相手国から国際郵便物等が発送される登録された場合
「国際交換局から発送」相手国発送

しばらく待つと到着した国の「国際交換局に到着」というデータが入ります。
どれだけ待つかは利用した方法により翌日かもしれませんし３ヶ月後かもしれません。
長期間データが入らない場合は、差出人側からの調査依頼が可能です。
特に中国からの郵便はデータが入っても以後音沙汰ない場合があります。
日本に入ってこない場合は、日本側には相手国の「国際交換局から発送」で終わる場合もあります。

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・到着国から国際郵便物等が通関後に発送される登録された場合
「国際交換局から発送」日本国内発送

日本国内宛の場合は、種類により「東京国際」「中部国際」「大阪国際」「新福岡」「那覇中央」「川崎東」の国際交換業務を
実施している郵便局で通関業務が終了すると登録されます。通関後は通常の郵便物等の運送ルートで運ばれますが、他の
郵便物や荷物よりあて名の記載や似姿が機械処理や認識しづらい形態が多いため、配達までの日数が余計にかかる場合があります。

・日本から外国宛てに国際郵便物等を出したが「差出人に返送」と同時に登録された場合
「国際交換局から発送」差出人返送

取り戻しの請求を出した場合や何らかの理由により危険物扱いで外国に送れない場合です。
国土交通省やIATAや航空会社が積載できないと指定している内容品または送れない品物であるという
疑いのある場合は差出人に返送します。
再度安全を確認して送るか、危険物以外を送るかは配達郵便局に到着後に事務担当から連絡が行きます。

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○「通関手続中」
　国際交換局で輸出と輸入の手続きが必要な場合に表示されます。
利用者の方は待つしかないです。通関業務の拠点に輸送される場合は「保税運送」と表示されます。
「通関手続中」は拠点ごとに表示されますので二次検査・三次検査に回るとなると
そのまま荷物が来ることはなく、何らかの手続きが必要になったり関税がかかったりしている
可能性が高いと言えます。
品物そのものではなく、物体や薬品等の検査には時間がかかります。

○「通関保留中」
　「通関手続中」により検査したところ、通関（税関の検査）がすぐに終わらなかったことを示します。
次の日に再度やるか、何か書類が必要かは荷物により異なります。

○「税関から通知書発送済み」
○「税関から名宛人に照会中」
　「通関保留中」になり、受取人に連絡が必要になった場合に表示されます。
税関からは返信が必要と記載された簡易書留で文書が送られます。
内容文書または印字された内容をよく読み、必要書類の用意や電話等して配達してもらうように依頼が可能です。
なお、何もしなければ輸入不許可で発送国に返されます。
返答次第では、条件付き輸入許可や内容品没収の上の荷物配達になる場合もあります。

主な保留理由
・必要書類の不足
・書状扱いなのに物品が入っていて税関告知書が付いていない
・薬事法にひっかかる可能性のある薬品ではないか
・個人輸入できる量より多いのではないか
・ワシントン条約に触れる品ではないか
・自分の荷物を外国から送った場合の別送品かどうか
・食品衛生法にひっかかる器具ではないか
・「知的財産侵害物品」ニセモノ・偽ブランド品ではないか

国際郵便検索：税関から名宛人に照会中