エクスパック500(EXPACK500)取扱中止に伴う交換・返品払い戻し方法
エクスパック500(EXPACK500)は平成22年3月末で販売が終了しました(平成22年4月からはレターパックが利用開始してます)。
平成26年3月末でエクスパックは取り扱いが中止になりました。4月以降はエクスパックとしての利用は出来ず、
郵便局窓口で
500円分の切手類との交換や銀行振込等による返金・払い戻しの対応となります。
平成27年4月1日以降は平成31年3月31日まで新エクスパックのみ口座振込又は払出証書による払い戻しが可能となります。
旧エクスパックは「500円分の通常切手類との交換」のみになります。
注意
ここで紹介しているのは、「エクスパック500(EXPACK500)」です。
郵便局で販売している「レターパックライト・レターパックプラス」とは違う商品です。
2019.04.01改正案内
料額印面 | 2019.03.31まで | 2019.04.01以降 |
![郵便事業会社のエクスパック](ex500-8s.jpg) |
料金返還請求書に記載し下記から選択し払戻
・口座振込
・葉書・切手類
| 払戻不可 |
![日本郵政公社のエクスパック](ex500-7s.jpg) |
料金返還請求書に記載し下記にて払戻
・葉書・切手類に限る |
料金返還請求書に記載し下記にて払戻
・葉書・切手類に限る |
エクスパック取扱終了のお知らせ
により取り扱われます。
払い戻しの流れ
1.2014年4月1日以降、窓口にエクスパックを持っていきます
↓
2.必要書類に払い戻すエクスパックの枚数と金額と銀行口座を記入します
↓
3.郵便局窓口担当者がエクスパックの枚数を数え、書類の点検を行います
↓
4.切手類との交換による払い戻しなら種類を選択します。
口座振込希望なら事務処理後、銀行口座に1枚あたり500円が送金されます
平成27年4月1日以降は新エクスパックのみ口座振込又は払出証書による払い戻しが可能となります。
払い戻し実践編
当方所有のエクスパック
請求書
4月上旬に300枚+α持っていきました。
4月30日に無事に送金されてきました
○旧:エクスパック封筒
旧エクスパック封筒とは下の画像のような表示が表面左上にされている封筒です。
![旧エクスパック封筒](ex500-7.jpg)
旧エクスパック封筒は日本郵政公社が発行した料額印面付き封筒という位置づけです。
販売期間は2003年4月〜2007年9月でした。
Q:利用や交換はできますか?
A:旧エクスパックは使用は出来ません。払い戻しのみ可能となります。
A:平成27年4月1日以降は「500円分の通常切手類との交換」のみ可能となります。
○新:エクスパック封筒
新エクスパック封筒とは下の画像のような表示が表面左上にされている封筒です。
![新エクスパック封筒](ex500-8.jpg)
新エクスパック封筒は日本郵便株式会社が発行した前払式証票という位置づけです。
販売期間は2007年10月〜2010年3月でした。
Q:何と交換できますか?
A:2014年4月以降平成31年3月31日までは新エクスパックの手数料無料による払い戻しが可能となります。
払い戻しは「銀行口座振込」「ゆうちょ銀行払出証書」「500円分の通常切手類との交換」のどれかになります
平成27年4月1日以降平成31年3月31日までは新エクスパックのみ口座振込又は払出証書による払い戻しが可能となります。
Q:平成31年4月1日以降は何かと交換できますか?
A:平成31年3月31日で新エクスパックの手数料無料による払い戻しが終了します。
それ以降は郵便局では何もできませんので、古紙回収か自治体の定める燃えるゴミ、もしくはA4ファイルサイズの厚紙封筒
として活用してみてください。郵便として使うのなら郵便料金は別途かかります。
なお、今回の対象となる払い戻しできる品物はエクスパックに限ります。
払い戻しの根拠
一般社団法人日本資金決済業協会
資金決済に関する法律
商品券(プリペイドカード)の払戻しについて
前払式支払手段(自家型)発行者届出一覧
○エクスパックの他にはない詰め放題の利点
エクスパックはレターパック同様なサイズですが重量が30kgまでとなっており
レターパックの上限である4kgを超える品物を送る場合は重宝しました。
当方は利用したことはありませんが、比重の重い鉛を容積多く入れると
エクスパックの最大重量30kgを超える場合は理論的にはあります。
当時話題になりましたが、エクスパックには30kg入れるには、どれだけ比重の重い
物体を知っているかの物理分野より、どれだけ容積を多く入れられるかがわかる
数学的分野に詳しい人の方が早く解明していたようでした。
下記はエクスパック紹介スレッドで作成した内容です。
限界に挑戦
直方体で最大の容積は
マチとして折り目のあるのは1cmだが、それを4.75cmにする
容積で見ると
横 25−4.75x2 → 15.5
縦 34−4.75x2 → 24.5
幅 0+4.75x2 → 9.5
容積 15.5x24.5x9.5 = 3607cm3
円柱だと
直径160mm高さ185mmぐらいまで入るらしい
8x8x3.14x18.5=3717cm3
金属なら30kgを越える場合があります
エクスパックに詰めるだけ詰めよう作戦
マチ0の状態からマチを1cmずつ増やしていった場合の入るサイズ
(変形後は直方体とします。)
横x縦x厚さ(マチ) 単位cm
25x34x0 (初期状態)
21x30x4 (A5サイズx2冊並列)
18x27x7 (漫画単行本x2冊並列 最大値)
15.5x24.5x9.5 (直方体としての容積最大値)
15x24x10 (A5サイズ最大値)
当方がオークションで利用したのでは下記の電池発送が一番重くなる利用でした。
オキシライド単三電池20本パックは469g
![オキシライド単三電池20本パック](ex500-1.jpg)
オキシライド単三電池20本パックが入るように形を整えます
![エクスパック成形](ex500-2.jpg)
オキシライド単三電池20本パックが5列3段で15パック入りました。
重さは7Kgでした
![エクスパックに単三電池300本入れる](ex500-3.jpg)
レターパックとエクスパックの違う点について
「入れられる物」が違う
エクスパックには信書は入れられません、レターパックには信書が入れられます
「損害賠償」が違う
エクスパックには紛失等による損害賠償が封筒代分ありますが、レターパックにはありません
「種類」が違う
エクスパックは荷物扱い、レターパックは郵便物扱い
「消印有効とする考え方」が違う
エクスパックは荷物のため消印有効が無効でしたが、レターパックは消印有効の利用が可能になりました
その他、の違い
エクスパックは1まとまり10枚
レターパックは1まとまり20枚
エクスパックとレターパックが200枚入る箱はレターパックの方が小さい
左がエクスパックで右がレターパックの箱です
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