「外国来郵便」とは外国からの国際郵便を追跡番号(書留番号・国際小包番号)で状況調査すると表示される名称です。
郵便の種別は日本の郵便局が決めていますので外国にある、または外国から輸送中であれば商品種別は「外国来郵便」のままです。
「国際特殊通常書留」というのは
内国の簡易書留と同等の扱いである、郵便受箱(ポスト)には投函されず配達員から直接、印鑑か署名をして受け取り
荷物用の宅配ボックスには入れられない種類の郵便物です。中国(中国郵政)や韓国(KoreaPOST)からの通販や、
オランダ(PostNL)やシンガポールやインドからコンタクトレンズや衣類や薬品などが送られている場合が多いですね。
まずは、発送された荷物郵便物等の追跡番号を国際郵便の検索方法にて検索します。
国際郵便の流れ
1.相手国で郵便が出され、追跡番号(海外番号)データが国際郵便システムに登録される
↓引受
2.相手国の国際交換局で通関検査と輸出の追跡番号(海外番号)データが登録される(日本宛であれば日本国にデータが来る)
↓
3.相手国税関の通関検査に問題がなければ、日本に輸送が開始される(航空機・コンテナ船)
↓国際交換局から発送
4.日本の空港又はコンテナ埠頭に着き、日本の国際交換局に輸送される
↓
5.日本の国際交換局で追跡番号(海外番号)が読み込まれ、種別が確定され追跡番号(国内番号)が貼られる
↓国際交換局に到着
6.日本の税関の通関検査に問題がなければ、配達に向けて輸送が開始される
↓国際交換局から発送
7.配達局に到着後、配達員が受取人宅に向け配達に行く
↓
8.国際交換局で貼られた配達証にサイン等して受取人に渡される(9月まで)
8.配達員が発行した配達証にサイン等して受取人に渡される(10月から)
追跡番号(海外番号)は郵便物の表面等にシール又は伝票印刷されています。
追跡番号(国内番号)は郵便物等に国際交換局で貼られた紙に書かれています。
配達証に記載があります(9月まで)
「国際郵便物(追跡バーコード)」と書かれた郵便物に貼られた外国来追跡ラベルに記載されています(10月から)
主な海外追跡番号と国内追跡番号の変化(過去の参考情報)
Rから始まる外国来国際番号
・ERから始まる国内番号を利用して「国際特殊通常書留」になります
・EVから始まる国内番号を利用して「国際特殊通常書留保険付き」になります
Eから始まる外国来国際番号
・EAまたはEBから始まる国内番号を利用して「EMS」になります
Cから始まる外国来国際番号
・ECから始まる国内番号を利用して「国際小包一般」になります
・EDから始まる国内番号を利用して「国際小包保険付き」になります
その他のアルファベットから始まる場合、追跡番号のない場合
・ETから始まる国内番号を利用して「国際税付通常」になります
Lから始まる国際追跡番号は日本国内では国際特定記録になる番号もあります
その他Uなどから始まる国際追跡番号は日本国内ではシステム登録はされません
上記の「海外追跡番号」「国内追跡番号」はどちらも
アルファベット2文字(郵便種別)+数字2文字+アルファベット2文字(国名)
で構成されています。
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